
本日4月19日からベースボールリサーチより「東京六大学野球図鑑〜2024年春季リーグver〜」が発売となります!東京六大学野球の監督、選手、スタッフなどのインタビューに加えて明治大学OBの中日ドラゴンズ・柳裕也投手のインタビューが掲載されています。「東京六大学野球の全貌」のコーナーも昨号に続いてあります。ぜひお買い求めください!

インタビュー対象
慶應義塾大学
堀井哲也監督/本間颯太朗主将/竹内丈投手/斎藤快太内野手/福井みなみアナリスト
明治大学
田中武宏監督/直井宏路副将/藤江星河投手/杉崎成内野手/福嶋耕学生コーチ
早稲田大学
小宮山悟監督/印出太一主将/伊藤樹投手/吉納翼外野手/中原由信主務
法政大学
大島公一監督/吉安遼哉主将/吉鶴翔瑛投手/西村友哉外野手/黒坂夏希主務
立教大学
木村泰雄監督/田中祥都主将/沖政宗投手/菅谷真之介外野手/齋藤謙仁学生コーチ
東京大学
大久保裕監督/藤田峻也主将/平田康二郎投手/鈴木太陽投手/門池龍之介学生コーチ
OB
柳裕也投手(中日ドラゴンズ・明治大学OB)
内容詳細
はじめにより
昨年の「東京六大学野球図鑑〜2023年秋季リーグver〜」に引き続き、今春も「東京六大学野球図鑑〜2024年春季リーグver〜」を発刊できたことを大変嬉しく思う。他のライターやデザイナーの方やカメラマンの方々そしてリーグ戦の直前ながら取材を快く受け入れてくださった各大学野球部の協力なくしては発刊には至らなかった。また、OBスペシャルインタビューとして柳裕也投手にお話を伺うことがでいたのは、中日ドラゴンズの協力があってこそのことである。改めて、この場を借りてお礼を申し上げる。さらに、筆者が記事を書くことができているのは選手やスタッフの方々がインタビュー時に貴重なお話をしてくださるからである。お忙しい中、取材に対応してくださった方々にも謝辞を述べる。
以前、作成に協力してくださった方に「続けることが大事」との金言をいただいた。恥ずかしながら、言葉をいただいた当初はその意味を十分理解することができなかった。しかしながら、2回目の東京六大学野球の特集をする中でその意味がようやく分かるようになった。雑誌の制作を継続することの効果とは取材や執筆を繰り返すことによって内容が格段と深みがますことである。知識や経験が積み重なることにより、それまではバラバラであった知識が結ばれてゆく。そして、それが記事という形で一つにまとまってゆく。
伝統を引き継ぐことを一つのコンセプトとしている東京六大学野球図鑑であるが、以下の三点で工夫をこらした。第一は人選である。前回は3年生以下の選手の記事も多く掲載したが、今回は4年生を中心に取材を行った。また、選手に関しては全員が前回に登場していない選手である。いずれも雑誌の制作を継続していく中で、なるべく多くの選手を掲載するためである。第二は小見出しの廃止である。前号では、インタビューページでは小見出しをつけたが、極力文章の量を増やすことができるように文章のみの掲載とした。第三は写真の改良である。以前は写真のバリエーションが少ないことが一つの課題であった。今回は素晴らしいカメラマンの方々のご協力により多彩なカットを用意できたものと自負している。
前号の大学野球総合版と合わせて取材と執筆には2ヶ月を要した。一人で媒体を運営することの難しさを改めて実感させられたが、応援してくださる皆さまの暖かい言葉や取材で出会った選手の力強い決意に何度も励まされた。読者の皆さまの心に残る記事が一つでもあれば、筆者としてこれに勝る喜びはない。